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㉛暑い春です。外構工事が続々とスタートしております。


峯村です。


本当に夏日を思わせる春になりましたね、、、

今年は3月まで肌寒かったのに急に熱くなったりして、夜は涼しいし、

皆様お体ご自愛ください。


さて、冬も超し、昨年より計画が進んでいる外構工事が色々スタートしております。

途中経過のご紹介ですが、

クスリと笑ってしまった職人の技があったので紹介していきます。



アプローチとお庭に仕切りのレンガを敷設しているところです。











クスリと笑ってしまったポイントはこの写真の中にあります→










通常と言うか外構工事資材を使用するにあたり、妥協しないといけないポイントって実はたくさんあります。

キレイに仕上げると言うときりがなく最高なものを提供するという志の中でも、

これは難易度が高いとか、無理難題であるということが多々あります。

その中で最善を尽くす方法を考え、私たち管理側は職人さんと打合せするのですが、

斜め上に良い収めを今回してくれたのでご紹介します。



やばいポイント①


【基礎の形にぴったりに切り込んで設置】

ここの基礎が建築時の都合で1㎝程度出っ張っていました。

なので、1㎝くらいセットバックして並べてレンガを直線にしてください。と指示しましたが、

この通りその1㎝を切欠いてきれいに収めてくれました。

これは通常ご依頼や指摘が無い限りはやりません。


やばいポイント②


【雨水配管の形に切欠いて設置】

雨といの配管がレンガの同線上にあって、通常ならこの部分を避けてレンガを並べますが、コア抜き機と切断機を使用し、上手に切欠いてくれました。

これはコア抜き機を持っていないとできないし、コアの刃もそれ相応の径の物が無いとできません。

住宅内の大工さんたちもこう言った細かい収めがありますが、

石材や、レンガ材のような硬くて厚みのあるものまで、こういった収めをする根気に脱帽です。


私自身も職人の出なのでこう言った細かい収めに敏感で、思わずクスっと笑ってしまいました。

正直こう言ったことまでこだわることは大事ですが、好きでなければ気づかない場所なのではないかと思います。

私は丈夫さと利便性、全体像の印象を大切にする傾向にあります。

(これも誤解のないために言いますが、構造が読めないものや全体的にどうしてもバランス等取れないものはあります。)

もちろんこだわりが無いわけではないですし、きれいに収めようと思っておりますが、

やはり現役職人さんのこだわりを見るとにやけてしまいますね(*‘ω‘ *)


十人十色の職人と現場とお客様がいます。

それこそ好みや傾向も違うので内容を聞いて出来るかぎりの段取りをしますが、現場条件によっては価格帯も変わりますし、できないことや、できることも出てきます。

例えば夏場真っ盛りに植物の植え替えをしなければ工事ができないっていう条件で、植え替えしたら枯れてしまったとかよく聞く話ですし、私も経験があります。

毎日水くれを行い、不要な枝を選定したりかなり手間をかけるのですが無念、、、、、

運が悪かったとあきらめていただくしかありません。

専門の造園屋にいつも夏場に変えるなんてダメだよと怒られる案件です。

(リスクが大きいと言うことで全てがダメと言うわけではありません。)

もちろん枯れてしまうリスク等説明しているのですが工事タイミングが難しいです。

反省するというよりはどう理解していただくかが非常に難しいところですね、、、、、。


これは一例ですが、色々な人がいて色々な課題が色々あるという話です。

そんな中で、こうやって「いい仕事すんなー!」と思えるポイントが見れると、

思わずこうやってご紹介したくなっちゃいました。

他の現場についてもみんないい仕事しています。

急斜面での根性仕事、ミリ単位の基礎仕事、土場の状態を読んでの土工事、落差の激しい造成工事、わけのわからない構造のリフォーム、等々、、、、

簡単な仕事は一つもありませんね、、、。

はぁ(*´Д`)がんばろ


・・・おわり









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