お世話様です!峯村です。
今回は老朽化してきた温泉の宿泊施設のリフォーム工事についてご紹介します。
広い施設内を人力と小規模機械にて掘削している様子。
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匠の重機操作により施設内の狭い場所を掘削してます。
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上記写真の通りかなり無茶なリフォーム工事が行われております。
施設の外装はそのまま(一部重機出入りのため開けてある)で内部だけ耐震補強工事を行い、内装も綺麗に新設するというものです。
こういった工事は何件かやっておりますが、毎回思うのはなぜ全部壊してやり直さないの??
という気持ちにさせられます。
今の技術である程度耐震補強できますが、どうせなら気持ちよく建て替えた方が良いのでは・・・在来工法でも耐震等級等考えて設計しますので、前より良いものができるのにとか思います。
予算の関係かとは思いますが、内装を全て取り壊すとなれば建て替えのほうがががが・・・
あまり文句を言っておると良くないのでww
この工事の難しさについて語っていきます。
設計の関係は建築屋さんに任せるとして。
土木関係の施工について考えると、ワーカービリティについては最悪と言っても過言ではありません。
建物があるので外回りの常駐スペースが狭い事。施設内の既設基礎を補強するため土工事が発生する事。使用機械が限られ、人力作業必須・・・・
土木屋さん(基礎や外構や含む)の工事は重機仕事が必須で重要です。
重機があるから仕事がきれいに終わると言っても過言ではありません。
土なんか人力で掘れるとかいう人もいますし、事実掘れますが、相当固いですよ地面って、ということなのです。
話は現場に戻りますが、写真の通り無理して重機を入れている状態ですね。
何とか重機での仕事を優先し人力は極所で作業するだけで施工しています。
じゃなきゃみんな怒って辞めちゃいますね。(俺が真っ先に辞めるww)
かなりの技術と周りへの注意力が必要になります。
旋回した先に柱、移動した先に土台、視認しずらい場所に人・・・そんな場所での作業はスタッフにかなりのストレスをかけたかと思います。
物損・人身事故の起きやすい現場ですね。みんな根気よく安全作業を頑張ってくれました。
今回は土工事のみの写真ですが、こういった工事に限ってはここが勝負の段階です。
後でみんな見えなくなってしまいますので、目玉の後景を皆さんに見ていただきたいです。
・・・地味ですねww
この後鉄筋を組みなおして、コンクリートを流し込み基礎の耐震補強工事を行います。
11月や年末。年度末に1回はこういった無茶な現場に遭遇します。
何とかスタッフとこういった現場をものにして経験値をアップさせていただいております。
今回は1つ現場を紹介させていただきましたが、弊社で扱う物件は現在どれも無茶で難題山積みな現場ばかりです。
逆に発注者さんから頼られていると思い、やる気につながってはいます。
ということで閉まらないのですが、
土工事・外構でお困りでしたら〔株式会社マルワ信濃土建〕に御相談ください!!
おわり。
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