top of page

㊾土木屋が頑張る日本庭園風お庭工事-完結編

正面から1枚

昨年から進めていた工事が完了しました。

雪がちょうど降っちゃって、完了したのに写真撮れなくて、UPが遅くなっちゃったのですが、こうして投稿許可も施主さんに頂けたのでブログ書かせていただきます。


玄関はその御家の顔です。

ここの工務店さんは素晴らしい建築をされていますが、土木屋である我々も負けてはいられません。

いやいやw正直勝ち負けではないですね(笑)

どちらかと言えば恥ずかしい仕事はできないって言うのが正しいでしょうか??

さて順を追ってご紹介していきましょう!!


アプローチ石張りのカーブは恒例の

通称【土方カーブ】


土方カーブなんて聞こえは悪いですが、れっきとしたテクニックです。


玄関から出口までの距離を4分割で割り、

それを均等に割り付けることにより、

綺麗なカーブを付けることができるテクです。


不規則なカーブが好きな人もいるかと思いますが、このように顔となる場所で、なおかつ重厚感のある家にはこのように規則性があるアプローチが最適解だと思っています。


反対から1枚

玄関タイル下段の踊り場には荒割り出しした加工石を敷設してあります。

それに続いて先ほどとは違う風合いの割り加工した敷石がアプローチとなっています。


これはお客様の家に転がっていたものです。

奥様には処分してほしいと嘆かれましたが

しっかり規則性を持たせるとこのように立派なお庭になります。

これには奥様もニッコリ(^^



アプローチを外れて倉庫へ続く導線も

捨ててしまう予定だった角石を敷設

メインの同線ではないので軽めの風合いに収めました。



歩いていく途中に松の下を歩いていくような感じがまたよき!




松を支える添え木は工務店さんが作成し、

私が添え木固定をしました。

粉を引く昔の石臼を基礎石にしました。

結構いい感じ!!


石と柱の間には銅版が仕込まれていて、

防腐食措置がされてます。


これはここの工務店さんからのテクを教えてもらいました。





玄関前の全景、、、、良くなった、、、、(感動)

いやー、、着工前取り忘れたのが切ない。

before after みたいに紹介できれば、ここで「なんてことでしょう」って言えたのにw


あと餅つき用の古い石臼を置いてみました。

ここで浮草育てたりしたらかわいいかも(*‘∀‘)



住宅の旧館と新築をつなぐ廊下前に

箱庭??風のスペースを作成。

金華と呼ばれる五目砂利をふんだんに敷きました。

そこへ1t後半くらいの石を真ん中に据えてみました。


それが正月前の事、、、




正月休みを終えると、、、↓

石が増えてる??


右側の二つの石が増えたんですが、

休み前にお客さんにこんな感じが良いかなぁって二人で話していた事をご自分で実践して挑戦されたようです。

いやいや、センスの塊スギで賞!


私は

「この石の勢いは自分なりにこの頂点にしてみたので、小さい石を手前に、中くらいの石を奥にして、大きい石の頂点から2等辺三角形を描くように配置したらいいかも」


なんてそれっぽい事言ったんですが、それをフムフムって聞いてたお客さんが、丸い小さ目の石を手前にして、不規則な変な形の中くらいの石をお奥に据えて、絶妙なバランスに仕上げてくれました。


これ、マジでセンスです。私じゃできなかったバランスです。

自分の家にある物を知り尽くしたお施主さんのナイスアプローチが炸裂してます。

後は大きい石の奥の方へ小さ目のモミジとか植えたら面白いかもなんて、盛り上がって話ました。

いやーマジで良い(´・ω・`)


さて、別出入り口からの全景


すぐ左は植樹が植えっぱなしだったので、

割石にて縁取りを施して存在感を際立たせました。









すぐ右は裏手へ続く廻り道を石囲い花壇に作成。

ここも樹木や下草が植えっぱなしになって居ましたが、石で砂利と花壇をすみ分けることによりすっきりして、なおかつ存在感が際立ちます。





普通の外構工事でもそうなんですが、必ずスパン分けをします。

花壇/砕石とか 土間コン/畑とか

そのスパン分けには縁切り部材を入れてあげるとそのスパンの双方が際立ちます。

きっと心理的なことなんでしょうね。

写真から石を抜いたとこ想像してみてください。

。。。どうですか??とっても大切ですよね??(´・ω・`)




さて順番にご紹介してきましたが、

どうでしょうか??

2本立てでご紹介してきた庭工事でしたが、

前回にもお話した通り、もともとあったお庭の改修工事をさせていただいたのですが、

長年大事に育ってきた樹木を活かした石庭工事ができたと思います。

これは、一から作ってくれなんて言われていたら、ブッチョー泣いてました。

膨大な知識と経験がいる日本庭園、、、、

あくまで今回は日本庭園風としておきましょう。

沢の源流をイメージして、、、とか渓谷に咲く苔をイメージして、、、とか

なんかテーマが日本庭園にはありますが、そんなん無理ですww


私は持ち前のおおらかさをふんだんに発揮して、「おぉ??なんかいいじゃん!!」

ってやってきました。

何より毎日お施主さんと職方を交えてあーだこーだ談義してやったのが良い思い出になりました。

良い工事は良いデザインや緻密性はもちろんですが、何よりみんなでやり遂げるってことだと思います。

それはもちろん今回みたいにお施主さんを巻き込んでやれたら最高です。

本当にいい勉強になりました。


今回はそんな理想に近い工事ができました。

お施主さん、工務店さんありがとうございました!!


これからも、勉強と努力とガッツで頑張りますわ!!


おわり

閲覧数:198回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentarios


bottom of page